ユーザー系ソフトハウスのシステムエンジニアであるJさんは、とにかくよく喋る人という印象だった。最初に我々の前に現れたTJさんは、挨拶もそこそこに今までの経歴を約二十分ほど喋り続けた。話のところどころにオチを入れるその語り口はまるで落語家のようである。そんなJさんの喋りを面白いと感じるかどうかは人それぞれだが、少なくとも相手を不愉快にさせるような人ではない。とにかく、異常なほどに喋りまくる人なのであ
上司には気に入らない喋りで転職... の続きを読む
会社の三〇歳程度の社員と何人か会って、フリートークできると好ましい。自分か「こうなりたい」と思えるような何かを感じることができる相手はいるか、彼らにどの程度ビジネスの実力がついているように感じるか、また、その会社を辞めてどのような会社に転職しているかというような情報も、わかれば参考になる。ちなみに、三〇歳になって、会社への不満や批判を的確に(正しく、過不足なく)口にできない社員は、「能力がない」と
自分の好ましい将来像と重なる... の続きを読む
論文では、経営者側の代表である日本経団連の見解を紹介し、「パートと正社員の均等待遇の法定に強く反対している。経営上の都合に応じて、正社員と低廉なパートタイム労働者を適当に使い分けるという現状のあり方が最も望ましい、という経営者の本音が表明されているといえよう」との評価を下している。また、今回法律改正を見送ったことに対しても、「法律で使用者の『努力義務』だけを定め、指針にもとづく行政指導によってその
弱い立場にいる非正規雇用の権利を守ることも重要な責... の続きを読む
大学生と話していて、リスクに関して誤解しているのではないかと思うことがある。まず、倒産する危険性の少ない大企業を選ぼうとすることである。「ベンチャー企業はリスキーだ」というのだ。たしかに、ベンチャー企業のなかには成長軌道に乗らないまま倒産・廃業に至る会社も少なくない。それでも、若いうちにベンチャー企業で新しい事業の立ち上げを幅広く経験することは、大企業では得られない貴重な機会であり、むしろ積極的に
大企業を志望する傾向が高まっている... の続きを読む
Tさんとしても、誘われて悪い気はしない。ふたつ返事とは言わないまでも、おおいにK氏の話に興味を持った。詳しく調べてはいないが、どうやらA社の業績も好調で、伸ばし甲斐もありそうだ。何よりも「取締役財務部長」というポストが気に入った。これまで培った財務のノウハウを思う存分活かせるではないか。そう思ったTさんは、数週間迷ったものの、結局A社に転職することにした。ところが、入社後のTさんを待ち受けていたの
最初のボタンの掛け違い... の続きを読む