転職面接に臨む考え方の基本は、面接は自分という「商品」を取引するビジネスミーティングであり、商談だ、と考えることに尽きる。服装も、振る舞い方も、言葉づかいも、そう考えると迷わないはずだし、日頃のビジネス経験を活かせばいい。基本的に、採用側と候補者側は対等な関係であり、臆する必要はない。面接の基本的な話題の順番は、二)採用側から候補者の仕事に関する適性を問う質問、(一)候補者の側からの仕事の内容や会社の状況に対する質問、と進んで、お互いが仕事に関する一致点を見いだせそうだという了解ができたら、(三)金銭面を含む条件の話、と進むのが基本だ。
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「仕事が一番、お金は二番」と覚えておくといい。いきなりお金の話から入るのは、ドライな外資系の会社でも嫌われる。面接で、答えを用意しておくべきテーマは次の四つだ。(一)学歴・職歴、特に過去の仕事に関するわかりやすく過不足ない説明、(二)その会社の志望理由、(三)入社したら何をしたいか、(四)現在の会社を辞めてもいいと考える理由(多重転職者は過去の転職の経緯も)。基本的に、これだけでいい。ちなみに、新卒の学生の面接では、(一)学生時代の勉強内容、(二)志望動機、(三)入社後の抱負、の三つを聞くと、大体のことがわかる。専門の内容を的確に話せるかどうかで頭の良し悪しがわかるし、志望動機でこの人物を採れるかどうかの可能性を探り、入社後に何をしたいかについて学生がうまい話ができるはずはないが、話しぶりで本人のやる気を測る。基本的に、その他の質問も、これらのバリエーションだと思うといい。